(チェロの井崎先生クラスの生徒さんに以前コメントを頂いたものです。このページの担当 星)
私はこれまで、建築をデザインするときは常にクラシック音楽に触発されてきました。
ここ数年間は箱根に自らの資金でアートビレッジを建設していて、
今年は森の中に100席ほどの音楽ホールが完成します。
このホールで自分でも演奏したいと考えて、昨年春からチェロを始めました。
幼少期に習っていたヴァイオリンに比べてチェロは全身運動を強いられます。
初めは音階を引くのも筋肉が思うように動かせず苦労しましたが、
井崎英恵先生は指導力が卓越していて、基礎練習が楽しく丁寧で、
上達に応じて常に的確なアドバイスを与えてくれました。
何よりも明るい笑顔が励みになります。
秋のチェロアンサンブルでは教室の皆さんと楽しく共演でき、
この春には独奏でバッハの無伴奏チェロ組曲を披露できるまでになりました。
80歳までの10年間でバッハの全曲とブラームスやベートーベンのチェロソナタに挑戦したいと思います。
すてきな井崎先生に出会えて人生が楽しく華やかに彩られたことを幸福に感じています。
山崎一彦(建築家、現在70歳)(2017/3/5)