呼吸法を体得するのに
なぜ、何年もかかるのか!
世の中にいろんな呼吸法があるにも関わらず
なぜ、永遠のテーマともなっているのか!
この時代、解剖学的学問がこれだけ発達しているのに
なぜ習得するのが、難しいのか!
他の筋肉は科学的に研究されて作り上げることは可能なのに
呼吸法を完璧にするための筋肉は作れないのか!
答えは
故.米山文明先生が本に書いておられましたが
「人の進化の過程で
息を吸うための専門の筋肉はあるが、
息を吐くための専門の筋肉は、まだ無い。」
もし吐くための専門の筋肉があれば、そこを
鍛えればいいわけだから
もっと簡単に呼吸法が習得できるはずです。
私はこの事を知って、なるほどと思いました。
息を吐くときには他のいろんな筋肉の力をお借りして
試行錯誤しながら頑張っている訳なんですね。