音楽教室アルル

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お局田﨑の”今日も歌日和”

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田崎クラスもバロック発表会に参加

今週の火曜日、バロック発表会に出演される生徒さんの

一回目の伴奏合せが終わりました。

伴奏はアルルのチェンバロの西野先生です。

そして、伴奏合せが終わった生徒さんの感想。

「チェンバロの音色に包まれてすごく優雅な気持ちで歌えました。(^o^)」

私もそばで聞いていて、音の立ち上がり、広がり方

ピアノとは全く違っていました。

私の勝手な見解ですが、

ピアノはきらびやかな音だとすると、チェンバロはちょっと湿り気のあるふんわりとした音でした。

明日は2回目の伴奏合せです。

本番は今週の日曜日(5月13日)たのしみですね。

実は私はチェンバロ伴奏で歌ったことはありません。

チェンバロ伴奏で歌ってみたい~。

ベビーリトミックで、実現しないかな~!

 

 

聞き取りやすい言葉で歌うためには。

声楽レッスン中に

もっと言葉をはっきり発音して、と言うと

喉に力を入れて一生懸命やろうとする人は多いです。

ちょっと、イメージしてやってみてください。

イメージしただけでもう、首や喉に力が入っていませんか?

冷静に考えてみればわかりますが、

言葉をはっきり発音すると言うのは

顎、唇、舌の使い方と子音それぞれに伴う母音共鳴腔の使い方です。

無意識に「言葉は喉で作られる」と思ってる人は多いです。

日本語のお勉強に子音と母音の訓練はありませんから当然かもしれません。

大人になってやっと、それも必要な人だけがトレーニングしています。

レッスン中に子音の練習をさせると

顎が、舌が、唇が思うようにリズムについていかない、疲れる、動かない。

とびっくりされます。

普段どんだけ使ってないの〜?

滑舌の練習は脳の働きを良くします、

咽頭の健康にもとても役に立ちます。

言葉をはっきり発音して歌を歌うと一石二鳥以上ですね。

体験レッスン パート2

以前体験レッスンにいらした方は

7年も前からずっと、この教室が気になっていて、

体験のその日、やっと足が向いたそうです。

ああ、そういう人って意外とい多いのかも。

一歩踏み出すのが不安で、勇気が出ないという事。

お話を聞いていると、歌に対する熱い思いを感じました。

7年間もその思いを温めていらしたから。

気持ちよく息を吸うこと……

まずはこれを大切に気をつけながら発声。

「あ、とっても良い声が出ましたね!」というと

その方は「はい、ふわ〜っと気持ちのいい声が出ました。」

そしてたくさんおしゃべりして、歌に対する思いを

お互い話すことができました。

その後その方は入会されました。

体験は私とその方の相性やレッスン室の雰囲気を感じて頂くためのものです。

電話での勧誘は30年間教えていて一回もありません。

どうぞお気軽に申し込みください。

体験レッスンにいらしたら

アルルには週4回レッスンのために行きます。

昨日は体験レッスンの方が2名いらっしゃいました。

体験レッスンでまず、必ずお聞きするのが

今まで、声楽をやってたことがありますか?

もし、経験者なら何か困ったことはありますか?

発声においてトラブルはありましたか?

などを聞きます。

私ははっきり言うと

まったくの初心者より、

発声に多少の問題を持っている方

もっと気持ちよく歌を歌えるように、もっと上手に歌えるようになりたいと思っている方

のほうがレッスンしやすい事は確かです。

昨日は女性の経験者と男性の初心者でした。

女性の方は研究熱心な方で体の使い方の基礎をじっくりやっていきたいという方。

男性は初心者とは言えピアノの経験が何十年もあり歌いたいという思いがあふれている方で、

日ごろから体の体感トレーニングをされていて、

お二人ともかなりレベルの高い方でした。

すべての生徒さんはもちろん歌がうまくなりたいとおっしゃいます。

でも本当は、何を求めてレッスンにいらしているか見極めが難しいですが、

かれこれ教えること30年、生徒さんが求めているものを会話の中から感じ取り、

楽しく、または充実したレッスンが出来るようにちょっとだけなれた気がします。

 

息を吸うとき、吐くときどっちが大事?

いきなりまじめな投稿になってしまいますが、とても重要なことですよぉ

 

歌うって、体が楽器ですよね。

では、質問です。

「息は吸うときと吐くときどっちが大事でしょうか?」

考えましょう。

 

 

 

吐くときはもちろん歌っています。

答え

「息を吸うときが大切です」

理由は2つ

「空気をどの位吸ったかで声の伸びや力強さが決まります。」

「空気を吸い込むときに楽器を作ります」

二つ目の答えは少し難しいですがこういうことです。

空気を体に取り込むときに体を開きます。

すると横隔膜が下がり、胸郭が広がります。

また、喉も広がります。

音は振動ですから、硬くなった体や、閉じた体は、当然振動が上手く伝わらず良い楽器とは言えません。

他の楽器を想像してみてください。

弦楽器、管楽器、打楽器、全て空気を振動させるための工夫がされています。

息を吸うときに歌うための楽器をまず作って、そのまま歌う。

これが今週のレッスンのテーマです。

 

 

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